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【国際線編】プライベートジェットの搭乗方法を紹介!搭乗までの流れも解説

【国際線編】プライベートジェットの搭乗方法を紹介!搭乗までの流れも解説

「国際線のプライベートジェットの搭乗方法は?」

「一般航空会社の国際線の搭乗方法との違いは?」

など、国際線のプライベートジェットの搭乗方法に疑問を持っている方は多いでしょう。

国際線のプライベートジェット搭乗方法には2通りの搭乗方法があります。国際線のプライベートジェットを初めてご利用される際に『知らなかった』で恥ずかしい思いをしないためにも、しっかり予習頂ける機会になれば幸いです。

以下では国際線のプライベートジェットの2通りの搭乗方法を解説します。

プライベートジェットの2つ搭乗方法

プライベートジェットの2つ搭乗方法

国際線のプライベートジェット搭乗方法は、プライベートジェット専用ラウンジ使用の有無で2通りに分けられます。プライベートジェット専用ラウンジを使用する場合と使用しない場合、それぞれのメリット・デメリットを以下の表にまとめました。

メリットデメリット
専用ラウンジを使用する場合チェックインから搭乗までの手続きを全てラウンジ内でできる専用ラウンジの利用料金(羽田空港の場合330,000円)がかかる
専用ラウンジを使用しない場合専用ラウンジの利用料金(羽田空港の場合330,000円)がかからない一般旅客と同様の方法で手荷物検査・出国審査を受けなければならない

国際線が国内線と異なるのは、出入国管理や通関、検疫がある点です。国際線のプライベートジェットに搭乗する場合でも、出入国審査や検疫は必ずおこなわなければなりません。

プライベートジェット専用ラウンジを利用する場合、利用料金がかかるものの一般旅客とともに出国までの各種審査を受ける必要がなく、高いプライバシー性やスムーズな手続きが魅力です。プライバシーや手続きのスムーズさを重視する方には、専用ラウンジを使用する搭乗方法が適しています。

一方で専用ラウンジを使用しない場合、一般旅客と同様の手続きにはなりますが、専用ラウンジの利用料金がかかりません。専用ラウンジを使用しない方法はトータルの費用を抑えたい方におすすめです。

プライベートジェット専用ラウンジを利用する場合

プライベートジェット専用ラウンジを利用する場合

プライベートジェット専用ラウンジを利用する場合の搭乗方法では、チェックインから出入国審査を含めたすべての手続きがラウンジ内で完了.

一般航空会社のラウンジはチェックインカウンターで手荷物を預け、出国審査を通過したあと、搭乗までの飲食やリラックスのためのスペースです。しかしプライベートジェット専用ラウンジは、チェックイン・イミグレーション(入出国審査)・税関・検疫などの手続きをすべてラウンジ内でおこなえます。

専用ラウンジはプライベートジェットで搭乗するお客様のためだけに、出国までのトータルサポートを実施する空間です。一般旅客と接することはなく、手続きごとの移動も不要なため、スムーズに各種審査を進められます。搭乗までの時間を自分だけの空間でリラックスして過ごせます。

羽田空港が出発のプライベートジェット専用ラウンジ利用イメージ

羽田空港発の国際線でプライベートジェット専用ラウンジを利用する場合、以下の設備を利用でき、一般旅客と接することなく機体へ搭乗できます。

①受付カウンター

②専用待合室

③専用保安検査場

④専用CIQ(出国審査)施設

⑤専用車寄せ

⑥専用一時駐車スペース

国際線を利用する場合、多くの旅客とともに保安検査や出国審査を通過しなければなりません。手続きに時間がかかり、各種手続き・審査を行うために歩き回る必要があります。

一方で羽田空港のプライベートジェット専用ラウンジを活用すると、一般旅客と接することなく専用ゲートを通って各種検査や審査を進められます。他の旅客を待つことなくスムーズに搭乗可能です。さらに車寄せから駐機スポットまで一般旅客と別のルートで移動できるため、プライバシーが守られます。

羽田空港が出発のプライベートジェット専用ラウンジ利用イメージ

なお、運用は24時間利用可能で、到着または出発1回のご利用につき 330,000円の利用料金が掛かります。

専用ラウンジ利用で掛かる最短時間

プライベートジェット専用ラウンジを利用した場合、搭乗までの最短時間は約25分です。所要時間の内訳を表にまとめました。

所要時間内訳
0分プライベートジェット専用ターミナル到着
5分ラウンジで待機
10分出国手続き
8分移動
2分ドアクローズ
合計25分ターミナル到着〜離陸まで

ANAやJALなどの一般航空会社では、ターミナルに到着してからドアクローズまで最速でも120分はかかります。専用ラウンジの利用で、大幅にターミナル到着から離陸までの時間を短縮可能です。

プライベートジェット専用ラウンジを利用しない場合

プライベートジェット専用ラウンジを利用しない場合は、一般旅客と同様の検査・審査を通過してから搭乗します。具体的な流れは以下の通りです。

  1. 一般旅客と同様の手荷物検査・出国審査を実施
  2. 出国エリアに出たらバスに乗車してプライベートジェット前に移動
  3. プライベートジェットへ搭乗
プライベートジェット専用ラウンジを利用しない場合

羽田空港の場合、330,000円の専用ラウンジ利用料金はかかりませんが、専用ラウンジを利用される方がほとんどです。ただし専用ラウンジの利用はお客様次第なため、搭乗までのスムーズさとトータルの料金のどちらを重視するかで、搭乗方法を決定するとよいでしょう。

プライベートジェット専用ターミナルの場所

プライベートジェット専用ターミナルは羽田第3ターミナルの横に位置しており、都内から移動する場合、羽田空港のどのターミナルよりも早く到着できます。

プライベートジェット専用ターミナルの場所

都内側から羽田空港側に向かう車線の左側にプライベートジェット(ビジネスジェット)専用ターミナルがあります。

専用ターミナル

またプライベートジェット専用ターミナルには、空港内の道路上に案内版や看板がありません。

オフィス建物

プライベートジェット専用ターミナルは、表通りからは普通のオフィス建物のように見えますが、一般に知られていない専用入口があります。セキュリティ面や顧客のプライバシーを守るために、看板や案内板はできるだけ配置していません。

プライベートジェットは搭乗までのスムーズさだけでなく、高いプライバシー性もメリットの1つです。プライベートジェットの利点を十分に発揮できるよう、ターミナルも一般には知られにくいような対策を施してます。

施設の中の様子について

施設の中の様子について

羽田空港のプライベート(ビジネス)ジェットゲートは、2021年7月15日にオープンしました。施設の特徴は以下の3つです。

  • 短時間でスムーズな入出国手続き
  • 高いプライバシー性
  • 人との接触が最小限

広い専用の車寄せがあり、プライバシーを守りつつ車での乗り降りが簡単です。また施設内には落ち着いた雰囲気の待合室が3つあります。

待合室

出典:https://www.tiat.co.jp/facility/business_jet.html 

待合室はスペースをたっぷりと使用しつつ、ソファーやローテーブルが用意されており、窮屈さを感じず、リラックスして搭乗までの時間を過ごせます。専用ラウンジでイミグレーション(入出国審査)を通ると出国完了です。

出国完了

施設前に駐車する専用車に乗って機体の前までお送りします。プライベート(ビジネス)ジェットまで10分ほどで到着するため、ドアtoドアで搭乗可能です。ご搭乗後は快適な空の旅をお楽しみください。

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