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空飛ぶ車社会の実現に向けて、オーダーメイドで富裕層向け旅行サービスを提供している株式会社アリラは、戦略的な増資に踏み切り、今年4月より第三者割当増資を実施、大尾嘉宏人氏を含む複数名より資金を調達。
株式会社アリラは、ドローンやエアモビリティ(空飛ぶクルマ)のインフラであるMetaport®の開発とヘリコプターが離発着できる場外離発着場の開発管理を目指すスタートアップです。
現在、日本国内では、2022 年度のレベル 4(都市部における目視外飛行)の実現に向けて、ドロ ーンの制度設計が進められています。
レベル 4 の実装により、物流や広域でのインフラ点検など、様々なかたちでの利活用の事例が広がることが期待されています。空飛ぶクルマについては、2025 年の大阪・関西万博に向けて、社会実装に向けた機運が高まっています。
今後、ドローンや空飛ぶクルマの実装を進めていくためには、空飛ぶ車の機体だけなく、様々なシステムの整備を進めていくことが求められます。
株式会社アリラは、日本全国にまずはヘリコプターが離発着できる場所(以下:ヘリポート)を確保し、ヘリコプターによる実需を生むことで空飛ぶ車社会実現の第一歩と考えており、ヘリポートを活用したヘリ移動便や日本全国のヘリコプター遊覧をオンラインで予約できるWebプラットフォーム『ARIAir アリエア』を開設。
また、移動だけではなく、「食」を主軸とした移動の目的創出を食の大手グルメサイト株式会社ぐるなびとの事業連携でサービスを展開。「ヘリコプターで行くミシュラン2つ星店」など空の移動をもっと身近にユーザーが体験できるコンテンツを拡充している。
【大尾嘉宏人について】
1994年に凸版印刷入社、インターネットビジネスの企画・推進に関わる。
1999年から2002年まで米国西海岸に駐在、2004年にロチェスター大学MBAを首席卒業。
帰国後、同社デジタルコンテンツ事業会社の管理部門の責任者として事業成長に貢献。
2007年に楽天に移り国内、海外の買収企業のPMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)を現地役員として担当。
2011年に楽天グループ執行役員に就任。
2014年より楽天モバイル(MVNO)事業を立ち上げ、2017年にはNo.1のシェアに。
その後楽天モバイル(株)の常務執行役員として営業部門とマーケティング部門を統括。
2020年3月にブッキングホールディングスグループのアゴダに参画。北アジア地区の統括責任者として現在日本と韓国、台湾を管掌。Agoda International Japan代表取締役も務める。