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【国際線編】プライベートジェットの降機方法と流れを画像付きで解説！
「プライベートジェットから降りたあとはどう移動する？」
「税関や入国審査などの手続きの流れは？」
ビジネスジェット(プライベートジェットを利用して日本を出国した際、降機方法や税関・イミグレーション（入国審査）の流れがどうなるのか気になるものです。
国際線でプライベートジェットを利用する際、降機後から各種手続きをスムーズに進めるために、移動方法や手続きの流れを解説します。
プライベートジェットで海外に到着した後の流れ
プライベートジェットで海外に到着したあとの流れをエアライン（一般航空会社）と比較して説明します。
| プライベートジェット | エアライン（一般航空会社） | |
| 着陸・降機 | 着陸後プライベートジェット専用スポット（車に対する駐車場）に移動 | 通常のスポットに降機 |
| 入国管理局（イミグレーション） | 税関、入国管理局、動物検疫の職員がプライベートジェットに足を運び機内で手続きする | パッセンジャーボーディングブリッジを通って徒歩約10分でイミグレーションに並ぶ |
| 預け荷物受け取り | 徒歩で預け入れ荷物レーンに向かい荷物を受け取る | |
| 税関 | 徒歩で税関に向かい手続きする | |
| 所要時間目安 | 約17分 | 40分〜90分 |
海外にプライベートジェットが着陸すると、機体はプライベートジェット専用スポットへ移動します。スポットは車に対する駐車場に相当します。
プライベートジェット専用スポットは、他のエアライン(JALやANA)と同じ時間で約10分で到着します。
エアラインは降機後、イミグレーションから税関通過まで徒歩での移動や待ち時間が多く、合計で40〜90分ほどかかります。
一方プライベートジェットの場合は、専用スポットに到着したら税関・入国管理局・動物検疫職員がプライベートジェットに足を運び、機内で全ての手続きが可能です。スポットに到着してから空港外まで最短17分。手続きにかかる時間の内訳は以下の通りです。
- 00分：プライベートジェット専用スポット到着
- 05分：税関、入国管理局、動物検疫職員が同乗
- 07分：機内で出国手続き
- 05分：専用送迎車で移動→そのまま空港外へ
エアラインに比べると徒歩での移動や待ち時間がなく、スムーズかつ短時間で空港外に出られます。
プライベートジェット専用スポット到着後の詳しい流れ
プライベートジェット専用スポットに到着したあとの詳細な流れを説明します。
まずCUSTOMS(税関)職員が機内へ搭乗します。
税関職員は輸入が禁止・規制されている物品や申告が必要な額を超えた現金の持ち込みがないかなど、預け荷物の内容を確認します。
国によって持ち込みが禁止されている物品や申告が必要な物品が異なるため、事前に渡航先の税関の詳細を確認しておきましょう。
入国管理局（イミグレーション）職員がプライベートジェットに伺います。
入国手続きを機内で行います。入国手続きでは、主に以下について質問されます。
- 滞在目的
- 滞在期間
- 滞在・宿泊先
顔や指紋の写真を撮影する場合もあります。入国管理局職員の指示に従って手続きを進めれば問題ありません。
各種手続きが完了したら、預け入れ荷物を送迎車に運び込みます。
預け入れ荷物は職員が送迎車に運び込みます。エアラインのように預け入れ荷物の受け取りを待つ必要はありません。
機体はその場に残して空港外に向かいます。
荷物を載せた送迎車でそのまま空港外へ向かいます。以上が国際線のプライベートジェットの降機方法です。
プライベートジェット 降機方法に関するよくある質問
プライベートジェットの降機方法に関するよくある質問に回答します。
Q.密輸はできますか
A.密輸はできません。
エアラインで実施する手続きとは異なり、プライベートジェットでは機内で各種手続きを行います。しかし掲載画像の通りしっかりと手荷物の検査や入国審査は実施するため、密輸は行えません。
もし密輸が発覚した場合は機体ごと押収される場合が多く、手配業者・運行会社にとってもリスクになり得るため、密輸に関する業務は承っておりません。
まとめ
国際線のプライベートジェットの降機方法は、エアラインと比較するとシンプルで、移動や待ち時間が少ないのが特徴です。そのためプライベートジェットを活用すると、通常のエアラインよりも着陸から空港を出るまでの時間を30〜60分以上短縮できます。
徒歩での移動や預け入れ荷物の受け取りを省いて、煩わしい入国手続きを短時間で済ませたい方はプライベートジェットの利用がスムーズです。
プライベートジェットはプライバシー性が高くスムーズな移動が可能です。国際線に限らず、国内線も含めてプライベートジェットの利用を検討している際は、ARIAirまでご相談ください。
