プライベートジェットの利便性とは？一般航空会社との違いを所要時間や料金の観点から比較

「一般航空会社の飛行機とプライベートジェットの違いは何？」
「料金はどれくらい違うの？」

プライベートジェットの利便性について疑問に思っている人は多いでしょう。

日本では新幹線だけでなく、JALやANA、スカイマークなどのエアラインが主要都市を中心に多様な行き方がありますが、果たしてプライベートジェットの利便性はどこにあるのでしょうか？

本記事では、実際のプライベートジェットを利用されたお客様のお声を元にエアラインや新幹線との利便性の違いを惜しみなくお伝えします。

▶︎プライベートジェットのご予約、ご相談はこちら

プライベートジェットなどの所要時間による違い

プライベートジェットと他の公共交通機関との違いとして、所要時間による違いが挙げられます。プライベートジェットの方が他の手段よりも、乗り込みまでの手順が短いため、所要時間が短くなり利便性が高いです。

プライベートジェットVS新幹線や飛行機

まず、移動手段ごとの所要時間をまとめた、以下の表をご覧ください。

▼利用する時間ごとの東京から大阪までの所要時間の違い

手段	所要時間
新幹線	2時間30分
一般航空会社の飛行機	60分
プライベートジェット	60分

実は、一般のエアラインの飛行機とプライベートジェットは、日本国内での移動に掛かる時間に殆ど差はありません。もちろん、それぞれの機体が持つスペック上、時速700〜900kmと差があります。

しかし、日本の上空には航路が設定されており、機体のスペック上は追い抜けるだけの速度を出せても、他の機体と同じ高度を保って飛行しなければなりません。

したがって、日本国内で大阪→東京など500km前後の短距離では、飛行中の追い越しができないのです。

そのため、一般の飛行機とプライベートジェットは、同じ所要時間になります。
参考までに国内線と国際線に用いられる機体のスペックを紹介します。

【国内線】

機体の種類	最大時速
JAL主力機　A350	最大時速約900km
ANA主力機　B777	最大時速約900km
ARIAir主力機　HONDA Jet(プライベートジェット)	最大時速約780km

【国際線】

機体の種類	最大時速
JAL主力機　A350-1000	最大時速約900km
ANA主力機　B787	最大時速役900km
ARIAir主力機　Gloval7500(プライベートジェット)	最大時速約920km

一般のエアラインとプライベートジェットは、ここまでの所要時間やスペックを比較では、「ほとんど一緒では？」と思われるかもしれません。しかし、ここからが全く違います。

乗り込みまでの流れの違い（自宅orホテルから）

一般航空会社の飛行機とプライベートジェットとでは、乗り込みにかかるまでの所要時間や利便性がまったく異なります。以下では、交通手段ごとの自宅やホテルから乗車・搭乗するまでにかかる流れの違いを比較して紹介します。

新幹線

新幹線を利用する場合、家から乗車完了までに5つのステップがあります。

手順	内容
①	車や公共交通機関に乗る
②	ロータリー到着後、改札へ歩く。
③	改札を通過する。
④	ホームで新幹線を待つ。
⑤	乗車(Finish)

飛行機

一般航空会社の飛行機を利用する場合には、家から搭乗までに7つものステップがあります。

※最上級会員、預け入れ荷物ありの場合

手順	内容
①	車や公共交通機関に乗る。
②	空港に到着後、チェックインカウンターまで歩く。
③	カウンターで荷物を預ける。
④	手荷物検査を通過。
⑤	ラウンジで待機。
⑥	搭乗ゲートへ歩く。
⑦	搭乗(Finish)

プライベートジェット

当社のプライベートジェットを、羽田空港離陸で利用する場合、わずか3ステップで搭乗が完了します。

手順	内容
①	当社送迎車のロールスロイスへご乗車。
②	プライベートジェット真横に直接到着
③	搭乗(finish)

空港への道中で降車する必要は一切なく、預け入れ荷物も機体前でスタッフが全て担当するため時間がかかりません。プライベートジェットは、乗り込みが完了するまでのステップ・手間がとても短いのが特徴です。

空港（駅）への到着が遅れた場合の違い

プライベートジェットと他の交通手段とを比較すると、空港や駅への到着が遅れてしまった場合に大きな違いがあります。プライベートジェットの場合には、到着が遅れてしまっても待ってくれます。以下、交通手段ごとの対応の違いを比較してみましょう。

【プライベートジェット】

プライベートジェットを利用する場合、各種手続きの時間が短縮できるため、遅刻をしたり早めに着いたりしても、お客様のタイミングで搭乗できます。プライベートジェットは、他の乗客がいないため融通が利きやすいのが特徴です。

【新幹線】

新幹線を利用する場合、遅刻してしまうと待ってくれません。鉄道はダイヤが緻密に計算され、定時を守って出発するためです。遅刻して予定の便を逃してしまった場合には、チケットを取り直さなければなりません。

【一般の飛行機】

一般航空会社の飛行機を利用する場合にも、予定出発時刻に遅刻してしまうと待ってくれません。一般の飛行機は他の乗客がおり、ダイヤも決まっているためです。チェックイン時刻に数分遅れただけでしたら、待ってもらえる場合もありますが、カウンターから搭乗口まで走らされるなど、慌ただしくなります。

降りた後の流れの違い（空港、駅から）

プライベートジェットと他の交通手段の、降りた後の流れの違いを比較しながら紹介します。プライベートジェットは、降りたら移動車に乗り込むだけと、とても利便性が高いです。

プライベートジェット

当社のプライベートジェットを利用する場合、空港に到着してから次の移動手段までにたった1つのステップしかありません。プライベートジェットの利便性の高さがよく分かるかと思います。

手順	内容
①	機体目の前の移動車に乗り込む(Finish)。

新幹線

新幹線を利用する場合には、降りてから次の移動手段までに3つのステップがあります。

手順	内容
①	ホーム内を改札に向けて歩く。
②	改札から駅構内をロータリーもしくは次の駅に向けて歩く。
③	次の移動手段へ(Finish)。

飛行機

一般航空会社の飛行機を利用する場合、空港に到着してから次の移動手段までに4つのステップがあります。

手順	内容
①	機体から降りて出口に向けて歩く。
②	預け荷物レーンで荷物を待つ。
③	空港内をロータリーもしくは次の駅に向けて歩く。
④	次の移動手段へ(Finish)。

料金の違い（新幹線、飛行機VSプライベートジェット）

プライベートジェットと他の交通手段とでは、移動にかかる料金はどれくらい違うのでしょうか。以下、表で比較します。プライベートジェットは群を抜いて料金が高いですが、これまでに紹介してきた所要時間や手間を考慮に入れてみると価格に見合った利便性を持っていることが分かるでしょう。

【大阪→東京の場合】

移動手段	料金
新幹線	約2万円(グリーン車)
一般の飛行機	約5万円(ファーストクラス)
プライベートジェット	約30万円(HondaJet)　※

※定員6名搭乗時の1人当たりの料金
※決済金額は150万円/機/6名乗り。
※人数に関わらず機体の料金でご予約となります。

イレギュラーな場合の対応の違い

一般の交通手段とプライベートジェットとでは、イレギュラーな事態への対応にどのような違いがあるのでしょうか。

以下、人数が変わる場合と、地方から地方に移動する必要が生じた場合を表で比較します。プライベートジェットは、他の交通手段よりも柔軟で利便性が高いです。

人数が変わる場合

移動手段	対応の有無
新幹線	追加で予約取り直し
一般の飛行機	追加で予約取り直し
プライベートジェット	いつでも何人でも変更可能　※(上限搭乗可能人数までに限る)

※人数変更方法は、専任コンシェルジュへ搭乗予定者の名前と体重を連絡するだけ。

地方→地方への移動の場合

熊本から和歌山、秋田から香川県、知床から東京、札幌から沖縄など、地方から地方に移動する必要が生じた場合、一般交通手段とプライベートジェットとではどのような対応の違いが生じるのか、表で比較します。プライベートジェットは、直行できてとても利便性が高いことが分かります。

移動手段	対応の有無
新幹線	乗り継ぎを繰り返す
一般の飛行機	乗り継ぎを繰り返す
プライベートジェット	空港から空港まで直行

まとめ

プライベートジェットは、新幹線や一般の飛行機などと比べると、とても利便性が高いです。特に、乗る前や降りた後の手順は大変短く、手間がかかりません。

利便性が高いプライベートジェットの利用を検討している人は、当社のアリラまでお問い合わせください。お客様のご都合に合わせて柔軟に対応いたします。

▶︎プライベートジェットのご予約、ご相談はこちら